走行中に連結が外れ、分離して緊急停車した東北新幹線上りのはやぶさ6号(上左)とこまち6号(下)=19日午前、宮城県大崎市

 東北新幹線はやぶさ・こまちが走行中に連結が外れ緊急停車したトラブルを受け、斉藤鉄夫国土交通相は20日の閣議後記者会見で「鉄道輸送の信頼を揺るがし遺憾だ」と述べた。JR東日本に原因究明と再発防止を指示し、全国の鉄道事業者には注意喚起をしたと明らかにした。  仙台市で記者会見したJR東日本東北本部の高岡崇東北本部長は「事態を重く受け止め、速やかに原因を究明して信頼回復に努める」と述べ、頭を下げて陳謝した。宮城県利府町にある新幹線総合車両センターで、車両の連結部を中心に多数の項目の点検を行うとしている。


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