書類送検されたのは、熊本県大津町にある県立大津高校のサッカー部に所属していた、男子部員2人です。

捜査関係者などによりますと、2人はおととし1月、全国大会の応援のために宿泊した施設で、当時1年生だった男子部員に全裸で土下座をさせたとして、強要の疑いが持たれています。

男子部員は去年転校し、警察に被害届を提出していました。

県教育委員会は、この問題をいじめの「重大事態」と認定し調査を続けていて、当時、この男子部員は先輩にあだ名をつけたと疑われて謝罪を要求され、全裸で土下座をさせられて写真を撮られたということです。

大津高校のサッカー部は強豪として知られ、この問題を受けて一時、活動を自粛したほか、指導を自粛していた元総監督の平岡和徳氏は今月、「テクニカルアドバイザー」としてサッカー部に復帰していました。

熊本県立大津高校「大変重く受け止めている」

熊本県立大津高校は「詳細は確認中だが、大変重く受け止めている。生徒が安心して過ごせるようなよりよい学校づくりに取り組んでいきたい」とコメントしています。

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