香川県は17日、県内の飲食店による営業許可申請や届け出に際し、事業者が記載した申請者の住所や店の電話番号など、本来は公開を希望していなかった情報を誤ってサイト上に公開していたケースが41件あった、と発表した。

 県生活衛生課によると、営業許可申請を受け付ける保健所で、職員が申請内容を厚生労働省のシステムに入力する際、誤って非公開希望の情報についても公開の扱いとしていた。うち6件は個人情報にあたる申請者の住所だった。

 9月に飲食店事業者から「限定されたところにしか伝えていない番号なのに、セールス電話がかかるようになった」と相談があり、ミスが発覚。2021年6月以降の県内計1万705件の申請や届け出について点検していた。(山田健悟)

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