去年のハロウィーンで渋谷区は、路上飲酒を禁止する対応を取りましたが、その一方で、規制のない歌舞伎町周辺に例年以上に観光客らが流入し、路上には多くのごみが散乱するなどしました。

これを受けて、新宿区はことし6月、去年の渋谷区と同様にハロウィーンにあわせて路上飲酒を規制する条例を制定し具体的な対応について検討を進めてきました。

そして今回、新宿区は具体的な対策を発表し、それによりますと、路上飲酒を原則、禁止するエリアは新宿三丁目と歌舞伎町一丁目の一部で、時間は、10月31日の午後5時から翌日の午前5時までです。

また、これに合わせてエリア内にあるイベント広場は封鎖されるということです。

区によりますと、当日は区の職員が巡回して呼びかけや指導を行うほか、区域内にあるコンビニや酒類を販売する店舗に対して販売を自粛するよう要請するということです。

新宿区の吉住健一区長は「お店の中でハロウィーンを楽しむことは問題ないが、外で騒いだりごみを散らかしたり物を壊すなどの行為はやめてもらいたい」と話しています。

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