英国で開発され、日本で品種登録された希少価値の高いバラの苗木を許可なくフリーマーケットサイトで販売したとして、大阪府警は17日、種苗法違反(育成者権侵害)の疑いで、東京都の40代女性を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
フリマサイトでは、無断で増やした疑いのある品種登録された苗木や種子が多数出品されているという。農林水産省は不正取引を防ぐため、匿名での出品を制限するなどの対策強化を検討している。
書類送検容疑は23年9月~24年1月、英国の「デビッド・オースチン・ロージズ」社が開発し、日本で品種登録したバラの苗木を、同社の許可なくフリマサイトで複数回販売した疑い。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。