16日の敬老の日を前に総務省がまとめた、15日現在の人口推計で、65歳以上の高齢者は3625万人で、去年から2万人増え過去最多となりました。

男性は1572万人、女性は2053万人となっています。

また、総人口に占める高齢者の割合は29.3%で過去最高となり、男女別では男性が26.1%、女性が32.3%となっています。

一方、総務省が行った労働力調査で働く高齢者の数は、去年、914万人と過去最多を更新しました。

男性が前の年から4万人減って534万人だった一方、女性は5万人増えて380万人となっています。

高齢者の就業率は25.2%で、4人に1人以上が働いていて、このうち65歳から69歳の就業率は52%と半数を超えています。

総務省は「労働市場の人手不足などにより高齢者が活躍する場は増えていて、働く高齢者が増える傾向は続くとみている」としています。

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