千葉県成田市で14日、「伝統芸能まつり秋の陣」が始まった。成田山新勝寺総門前など4カ所に設けたステージで、国内外の祭りを披露するほか、関連行事がある。15日まで。

 伝統芸能の継承を目的に、春と秋に開かれ、秋として11回目の今回は、成田祇園祭や銚子はね太鼓など県内15団体、盛岡さんさ踊り(岩手県)や阿波おどり(徳島県)など県外8団体に加え、台湾桃園市から「敦青舞踊団」、特別出演2団体の計26団体が参加した。

 さんさ踊りで参加した川村紀子さん(25)は「成田は空港の印象しかなかったが、街並みが素敵」。大坪小百合さん(23)は「その地域でしか見られない祭りが一堂に集まるなんて、ぜいたく。私たちも楽しみたい」と話した。

 15日は各ステージの祭りのほか、山車・屋台の引き廻(まわ)しが午前11時から午後4時まで、成田山表参道である。(小林誠一)

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