パリ・パラリンピックの車いす陸上で銀と銅のメダルを獲得した佐藤友祈選手(35)が、岡山市内の陸上競技場で高校生の陸上競技部員が押していた台車に接触してけがをしたとして、岡山商科大付属高の部活顧問6人を業務上過失傷害容疑で岡山西署に刑事告訴し、受理されたことが13日、分かった。佐藤選手の代理人弁護士が明らかにした。受理は5日付。

 学校側は取材に「交渉中のためコメントできない」とした。

 事故で、佐藤選手はパラリンピックで使用予定だった車いすの後輪ホイールなどが壊れ、代替品で大会に臨んだ。

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