このうち、最も多いのは
▽福岡県太宰府市で40日、
▽福岡県久留米市で34日、
▽兵庫県淡路市で31日となっています。

このほか
▽熊本市で28日、
▽名古屋市や岡山市、佐賀市で25日、
▽鹿児島市で22日、
▽埼玉県熊谷市で17日、
▽横浜市で8日、
▽北海道北見市で3日などとなっています。

猛暑でピーマンが赤や白に変色

兵庫県北部の但馬地域では、日中は暑く朝夕は涼しい山あいの気候を生かして150軒余りの農家がピーマンを栽培していて、地域を代表する農作物として地元や京阪神地域で販売されています。

ことしは猛暑が続き成育に影響が出ていて、このうち豊岡市但東町の能勢明宏さんの畑では、大きく成長する前に赤く熟してしまったり強い日ざしで白く変色してしまうなどして出荷できないピーマンがあちこちにみられました。

地元のJAによりますと、9月に入って厳しい暑さも少し和らいだことから生産は回復傾向にありますが、地域全体の出荷量は例年に比べて1割ほど減っているということです。

能勢さんは「気候はコントロールできないので、暑さで作業がやりづらかった。最新の対策をとろうとすれば高額な投資となり、今のピーマンの価格のままだと厳しい。農家はいい品質のものを出したいと頑張っているので、まずは食べてもらいたい」と話していました。

JA全農兵庫などでは今後も夏場は厳しい暑さが予想されるとして、ピーマンの生産者たちとも協力し野菜の詰め合わせなどを通信販売して売り上げの一部で水やり装置の購入費を補助することにしています。

JAたじまの営農指導員の渡邉秀哉さんは「気候変動に対応できるよう農家と情報を共有しているが、解決は難しい。野菜を食べてもらうことで農家を後押しすることになるので協力をお願いしたい」と話していました。

きょうも大分 日田や福岡 太宰府で猛暑日

気象庁によりますと、13日も西日本から東北にかけて高気圧に覆われ、午前中から気温が上がっています。

午前11時半までの最高気温は、大分県日田市で35.3度、福岡県太宰府市で35.1度、兵庫県豊岡市で35度ちょうどと猛烈な暑さとなっているほか、鳥取市で34.9度、富山市で34.8度、さいたま市で34.1度、福岡市で34度ちょうど、東京の都心で33.3度などと各地で厳しい暑さとなっています。

このあとも気温が上がる見込みで日中の最高気温は熊本市や佐賀市で37度、兵庫県豊岡市やさいたま市で36度、福岡市や高松市、広島市、名古屋市、東京の都心で35度、神戸市や大阪市、横浜市で34度、松山市や福島市で33度と予想されています。

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、九州から関東にかけての17の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けて下さい。

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