JR貨物が列車の部品組み立て作業でデータ改ざんなどの不正をしていた問題を受け、斉藤鉄夫国土交通相は13日の閣議後記者会見で、全国の鉄道事業者に同じ部品を緊急点検し、月内に報告するよう指示したと明らかにした。指示は12日付。

 国交省は問題発覚後、JR貨物の車両所に立ち入るなどして監査を実施中。斉藤氏は会見で「厳正に対処する」と強調した。

 JR貨物によると、車軸に圧力をかけて車輪の中心の穴にはめ込む際、基準値を超す圧力がかかってもデータを改ざんするなど不適切な対応をしていた。

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