【ニューヨーク共同】訪米中の玉城デニー沖縄県知事は12日、首都ワシントンからニューヨークに入り、コロンビア大で学生ら約50人を前に英語で講演した。県内で相次いで発覚した在沖縄米兵による性的暴行事件に関し、過去にも同種事案が繰り返されてきたと説明した上で「立て続けに判明し、県民の怒りは再燃している」と訴えた。  玉城氏は講演で、在日米軍を日本の国内法の適用外とする規定を含む日米地位協定に言及。「ドイツやイタリアなどは、自国の法律を適用させて米軍の活動をコントロールしている」とし、早期改定を求めた。  学生との質疑応答では、米兵犯罪に関し「過重な米軍基地負担に比例している」と指摘した。


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