土庄町にある土庄港では、実証運行を進める町やJTBなどの関係者およそ60人が出席し、テープカットが行われました。

このあと、土庄中学校の生徒たちがバスに試乗し、乗り心地を確かめていました。

実証運行で使われるのは15人乗りの電気で走るバスで、アクセルやハンドルを自動操作して運転手をサポートする「レベル2」での運行です。

実証運行は、12日から17日まで行われ、土庄港と、観光地の「エンジェルロード」までのおよそ3キロを7往復し、島民や観光客は無料で利用できるということです。

試乗した中学生は「思っていたよりスピードが早くてとても快適でした。島中をもっと気軽に行き来できればいいと思います」と話していました。

小豆島では、高齢化によって公共交通の運転手不足が進んでいて、町などは、実証運行を通して、島民や観光客の移動手段の確保と利便性の向上につなげたいとしています。

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