福岡市東区にある筥崎宮の「放生会」は、秋の実りに感謝する伝統の神事で、「博多どんたく」や「博多祇園山笠」と並ぶ博多三大祭りのひとつです。

初日の12日は、本殿で神事が行われ、神職が祝詞をよみあげたあと、みこが舞を奉納しました。

参道には、およそ500軒の露店が並び、このうち、名物の「新しょうが」を販売する店では葉のついた状態の新鮮なしょうがを求める人たちが訪れていました。

店主の男性は「昔、疫病がはやった時にはしょうがを食べてよくなったと言い伝えられています。暑いですが頑張ります」と話していました。

また、筥崎宮の名物、「社日餅(しゃにちもち)」は、あんを包んだ餅を焼いたもので、店を訪れた人たちが列を作って求めていました。

この祭りは今月18日まで行われています。

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