ＪＲ東日本は１０日、上越新幹線に導入予定の自動運転に関し、２０２８年度に長岡―新潟間の営業列車と、新潟―新潟新幹線車両センター間の回送列車で始めると発表した。当面は運転士が同乗するが、走行は自動制御となる。３０年代半ばには全線で運転士が乗務しない自動運転を目指す。 　ＪＲ東によると、新潟と車両センターを結ぶ回送列車は２９年度に完全無人化する。営業列車は最終的に運転士を不要とするが、緊急時の避難誘導などを担う乗務員は配置する。自動運転は今後、北陸、東北新幹線への拡大も検討している。 　喜勢陽一社長は１０日の定例記者会見で「乗務員がさまざまな業務に従事できるようになる」と強調した。


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