陸自でのパワハラを巡る訴訟の第1回口頭弁論が開かれた広島地裁=9日午前

 陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県海田町)で、当時の上官から計22件のパワーハラスメントを受け、適応障害から休職を余儀なくされたとして、女性防衛技官3人が国と上官に対し慰謝料など計990万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、広島地裁(大浜寿美裁判長)で開かれた。国と上官側は請求棄却を求めた。

 訴状などによると、3人は30~50代で、海田市駐屯地業務隊に所属。2018年夏~22年夏に、当時の上官から激しく責め立てられたり、繰り返し叱責されたりし、適応障害を発症、休職した。

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