セルジオ・メンデスさん(ブラジル音楽界の巨匠)公式交流サイト(SNS)によると、5日に死去、83歳。死因は明らかにされていない。ブラジルメディアによると、新型コロナウイルス感染の影響で呼吸器系の問題を抱えていた。  41年リオデジャネイロ州ニテロイ生まれ。幼少期に音楽学校でクラシックピアノを学んだが、50年代にジャズに転向。その後、歌手の故ジョアン・ジルベルトさんらが始めたボサノバのジャンルに進出し、国内外で活躍し、ボサノバブームの立役者の一人となった。  66年にセルジオ・メンデス&ブラジル’66名義で発表したボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」が世界中でヒット。70年の大阪万博で演奏するなど来日多数。93年にグラミー賞を受賞。ヒップホップのアーティストらとの共演アルバムを発表するなど、近年まで精力的に活動していた。(サンパウロ・共同、写真は2014年撮影、共同)


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。