国立大81校と公立大95校の2025年度入試要項が6日までにまとまった。25年1月実施の大学入学共通テストから新教科「情報」が加わり、ほとんどの国立大で受験が必須となる一方で、配点は大学によって対応が分かれる。後期日程を廃止する大学や、情報系学部への改組も目立った。
情報について、北海道大は点数評価に反映しない。筑波大は負担軽減措置として、受験者全員に一律の点数を与える。
情報系学部への改組は秋田大の情報データ科学部など。山形大は、学部相当の社会共創デジタル学環を新設する。京都大は法学部で後期日程を廃止し、全学部の一般選抜が前期日程のみとなる。神戸大や長崎大なども一部の学科や専攻で後期日程をなくす。福井県立大は全国初の恐竜学部を設置。恐竜学と地質学の2コースで構成する。
東京工業大と東京医科歯科大は10月に統合して「東京科学大」となり、総合型選別と学校推薦型選抜で女子枠を設ける。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。