デジタル庁は6日、11月に行われるサッカーJリーグの2試合で、マイナンバーカードを活用して、成り済ましなどの不正を防ぐための実証実験を行うと発表。カードを持参したサポーターに景品や特典を用意し、受け取る際に顔認証による本人確認などで使用する。不正防止に有効であることをアピールし、カード普及につなげる狙い。

 対象は、11月1日の川崎フロンターレ対鹿島アントラーズと、9日の湘南ベルマーレ対北海道コンサドーレ札幌。

 サポーターが景品を受け取るには、スタジアム外の抽選会場でカードを提示。読み取った住所情報から、ホーム側かアウェー側かなどを自動で区別し、それぞれに合わせた景品を渡す。

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