北朝鮮からシジミを不正に輸入したとして、山口県警などの合同捜査本部は5日、外為法違反(無承認輸入)の疑いで、埼玉県の水産物輸入会社と、当時会社代表の男性(37)=さいたま市、中国籍、当時同社社員の男性(64)=東京都、取引先の女性会社役員(60)=東京都、中国籍=を書類送検した。

 書類送検容疑は2020年1月23日、北朝鮮産のシジミ1万7960キロ(輸入申告価格343万2467円)を不正に輸入した疑い。

 また門司税関(北九州市)も5日、北朝鮮から輸入したシジミをロシア産と偽り申告したとして、関税法違反(虚偽申告輸入)の疑いで、輸入会社と3人を山口地検に告発したと発表した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。