和歌山 認可外保育施設 生後5か月の乳児死亡で 県が対応検証へ

和歌山県によりますと、去年7月、田辺市にある認可外の保育施設「託児所めぐみ」で、大阪府の生後5か月の女の子が、うつ伏せで意識不明になっているのを施設代表の女性保育士が見つけました。

女の子は病院に運ばれましたがその後死亡し、警察が詳しく調べたところ、死因は窒息とみられています。

県によりますと、この施設は0歳から6歳までの4人に対し、代表1人で対応していましたが、国の基準では2人以上で対応することになっているということです。

県の調査に対し代表は「これまでの保育の経験から1人でも対応できると思った。5分おきに様子を見るようにしていた」などと話しているということで、県は医師や弁護士など5人の専門家で作る委員会を設置し、事故の原因究明とともに、当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。