長崎県警は4日までに、面識がある同県松浦市の30代男性に関する虚偽の内容を記した封書を配ったとして、名誉毀損の疑いで同県諫早市天満町の無職の男(75)を逮捕した。捜査関係者によると、男は1985年に起きた暴力団山口組の竹中正久・4代目組長ら幹部射殺事件に関わったとして、殺人容疑で指名手配されていた。既に時効が成立している。

 逮捕容疑は今年2月下旬、松浦市の飲食店を介し、男性の名誉を傷つける封書複数通を客に配布した疑い。

 県警によると、封書の中身はA4用紙で、男性が「わいせつ罪を犯している」などと中傷する内容。男性は事件後に死亡しているのが見つかり、関係者が被害を届け出た。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。