SNSを使った2つの投資詐欺グループが一斉摘発された事件で、大阪府警は4日までに、一つのグループでリーダー格とみられる山田吉彦容疑者(44)ら男女計32人を詐欺容疑で再逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。
再逮捕容疑は2〜7月、SNSで知り合った20〜30代の男女7人に対し、投資の商材購入名目などで現金約30万〜320万円をだまし取った疑い。押収したスマホには、虚偽の自己紹介や商材説明などの文章のテンプレートが保存されていたという。
府警は7月、両グループの拠点だった大阪市内のビル4カ所を家宅捜索。府警はこれまでに詐欺や詐欺未遂容疑で計97人を逮捕。うち64人は釈放された。両グループによる被害総額は9億円超に上るとみられる。
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