ホームページにアップされた解散を知らせる案内文

岡山県内のPTAが加盟する岡山県PTA連合会(岡山市)が2024年度末で解散することを決めたことが3日、分かった。12月末で事業を終了し、全国組織である日本PTA全国協議会からも退会する。加盟団体の退会が相次ぎ、活動の継続が困難と判断した。岡山県教育委員会によると、都道府県単位の連合会の解散は全国で初めてとなる。

県PTA連は1948年に設立。公立小中学校のPTAを束ねる郡・市の連合会が加盟し、広報紙づくりの研修や県教委への要望などをしてきた。2008年度は21団体(会員約18万人)が加盟していたが、会議などへの出席の負担や会費に見合うメリットの乏しさなどを理由に退会が相次ぎ、現在は5団体(同9000人)にまで減っていた。

【関連記事】

  • ・学校のPTA会費1割安 活動スリム化で心理的負担も軽減
  • ・PTA活動、コロナで見直し進む 保護者・学校で対話を
  • ・千葉県PTA協が退会へ 全国協の赤字説明「不十分」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。