2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は2日、災害対策の詳細を盛り込んだ「防災実施計画」を公表した。会期中の南海トラフ地震発生や台風上陸に備え、類型別に対処方針や来場者の避難誘導、帰宅困難者対応の具体策を提示。災害発生後3日間の支援物資として、会場内に計60万食を備蓄する。
これに関し、大阪府の吉村洋文知事は府と大阪市で30万食分を追加支援する方針を示した。
万博協会は地震や台風により、アクセスが途絶えて来場者らの移動が一時制約されると想定。3日かけて順次避難させる方向で計画をまとめていた。
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