気象庁は2日、今夏(6〜8月)の日本国内の平均気温が平年(2020年までの30年平均)より1.76度高く、23年夏と並んで過去最高だったと発表した。西日本と沖縄・奄美地方は統計開始以降で最も暑い夏となった。

7月から8月上旬にかけて日本列島の広い範囲が高気圧に覆われ、日差しの強い日が続いた。福岡県太宰府市は7月19日から40日連続で最高気温が35度以上の「猛暑日」となり、これまでの国内の連続日数の記録を大幅に更新した。

気象庁によると、今夏は全国の気象台やアメダスといった観測地点914カ所のうち144地点で歴代1位の暑さを記録した。

【関連記事】

  • ・東京の7月の落雷、過去7年の8.5倍 高海水温が影響か
  • ・福岡・太宰府市、猛暑日連続40日 国内最長の更新続く
「日経 社会ニュース」のX(旧ツイッター)アカウントをチェック

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。