茨城県つくば市の選挙管理委員会は2日、移動の難しい高齢者や障害者の自宅近くに投票箱を載せた車を派遣する「オンデマンド型移動期日前投票所」について、10月27日投開票の市長・市議選への導入を見送ると決めた。
市の構想では、利用者がインターネットや電話で予約し、市が手配するワゴン車内で投票する仕組みだった。車内には筆記台なども備える。市は今年1月と8月、模擬投票を行い検討を進めてきた。
選管が2日に開いた会合では、委員から「業務が煩雑になり、仕事量が増えて職員への負担増が予想される」「郵便投票で十分ではないか」などの意見が出た。
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