新潟、富山、石川、福井、長野5県にある自然公園「ジオパーク」の保存に取り組む自治体が1日、能登半島地震の被災地復興や、記憶継承を支援するとの共同声明を発表した。「国内外のネットワークを生かし、防災・減災の普及啓発につなげる」とした。青森県むつ市で開かれた日本ジオパーク全国大会で公表した。
声明を出したのは糸魚川(新潟)、佐渡(新潟)、苗場山麓(新潟・長野)、立山黒部(富山)、白山手取川(石川)、恐竜渓谷ふくい勝山(福井)の各ジオパークの地元自治体。
地形や地質の保存・活用に関する知見を持つ自治体として「地震で得た多くの教訓を風化させず、防災意識の向上に生かすことが使命」と強調した。
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