大雨による杭瀬川の氾濫で冠水した岐阜県大垣市内=31日午後3時9分
台風10号の接近に伴う大雨の影響により、東海地方各地で31日までに、河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ。市街地で川が氾濫した岐阜県大垣市は、一部地域に「緊急安全確保」を発令。静岡市では増水した川に流された男性が心肺停止で救助された。 大垣市は杭瀬川の氾濫を受け、同日午前11時25分、685世帯に緊急安全確保を発令した。線状降水帯が発生した三重県でも、多気町を流れる佐奈川が氾濫した。 静岡県では500棟以上の住宅が床下浸水。静岡市の大門川では心肺停止状態の男性が救助された。熱海市では、市の火葬場で30日、近くの山が崩れ大量の土砂と水が流入する被害も出た。
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