国公私立大学の女性教員数(5月1日時点)は5万3441人で過去最多となり、教員全体に占める割合も最高の27.8%だったことが28日、文部科学省の2024年度学校基本調査(速報値)で分かった。学部在籍の女子学生数(120万5652人)と全体に占める割合(45.9%)も、過去最高だった。
女性教員数は1994年度の1万3879人(約10%)から、30年で4倍近く伸びた。文科省担当者は「女性の社会進出が進み、大学や大学院に進学する女性も増えたことが影響している」と説明した。
男子を含めた学部の学生数は計262万8539人で、前年度より4236人減った。
小学校の在籍者数は594万1729人、中学は314万1166人でいずれも過去最少。一方、特別支援学校は15万5140人で最多だった。
中高などの女性教員割合も過去最高となり、中学44.8%、高校33.8%、特別支援学校62.9%だった。〔共同〕
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