このパビリオンは、気候変動など地球規模の課題を解決しながら誰もが幸せな暮らしを実現できる「未来の都市」をテーマに、会場でも最大規模の4800平方メートルの延べ床面積に実施主体の博覧会協会と12の協賛企業などが展示を行います。

このうち、日立製作所とKDDIは、持続可能な社会に向けた取り組みを行わなかった場合の2035年に生きる10歳の少年からSOSを受け取ったという設定の映像を上映するシアターを設けます。

来場者がスマートフォンなどを使って今できる取り組みを選択していくと、未来がよりよい方向に変わることを体験してもらうコンテンツを展示するということです。

また、商船三井などは船の帆で受けた風で船底のタービンを回しそのエネルギーで水を分解して水素を生産し、運搬もする未来型の船の模型を展示するということです。

博覧会協会企画局の高見明伸担当部長は「各社がその世界に入り込める体験を用意しています。このパビリオンで未来の幸せ作りに自分自身が参加できることを体感してほしい」と話していました。

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