公選法違反事件で自民党を離党した堀井学衆院議員（52）＝比例北海道＝は28日、額賀福志郎衆院議長宛てに辞職願を提出した。同日中に辞職が許可される見通し。選挙区内の有権者に香典を渡したとして公選法違反容疑で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けていた。
辞職願の提出に先立ち、堀井氏は「全て私の順法精神の欠如が原因だ。議員辞職を決意した」とのコメントを発表した。捜査の過程で、公選法に抵触する政治家本人以外の代理人が香典を持参する行為が発覚したと認め「選挙で託された1票を踏みにじる結果となった。次期衆院選への不出馬だけでは不十分との結論に達した。深くおわび申し上げる」と説明した。
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