滋賀県では毎年、すべての小学5年生が1泊2日の日程で県の学習船「うみのこ」に乗ってびわ湖を巡り、びわ湖の環境や文化について学んでいます。
24日から今年度の「うみのこ」の運航が始まり、長浜港には児童136人が集まって船に乗り込み、船内で出航式が行われました。
式では、長浜市立湯田小学校の饗場仁菜さんが「一緒に船に乗る学校のみんなともいろんな体験を通して仲よくなりたいです」と抱負を述べました。
このあと子どもたちは保護者に見送られながら長浜港を出発し、1泊2日でびわ湖を周遊しながら水質の調査をしたりびわ湖に生息する魚や貝の観察をしたりします。
県立びわ湖フローティングスクールの安江利光所長は「直接、自然に触れて、見て、学ぶことができるこの体験を感動につなげてほしい」と話していました。
「うみのこ」は今年度102回運航され、およそ1万3400人の子どもたちが乗船する予定です。
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