東京電力は26日、ミスで中断した福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の取り出し作業について「経済産業省から週内の報告を求められている。早急に原因を調査して報告し、国の了承を得て作業再開を目指したい」との考えを示した。  東電は22日に準備作業を始めたが、回収装置を原子炉格納容器に押し込むパイプの接続順に誤りがあることに作業員が気づき、開始直後に中断した。7月28日に機材を設置した段階でミスが起き、その後も見過ごされていたことが分かっている。  東電によると、作業初日や事前の準備作業の従事者だけでなく、機材の操作訓練などに関わった作業員も聞き取り対象に加えて原因を調べている。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。