関西電力は26日、6月から定期検査に入っていた高浜原発1号機(福井県高浜町)の原子炉を起動した。28日から調整運転に入り、9月24日に営業運転を再開する予定。  定検では、原子炉格納容器内で発生させた蒸気をタービンに送る主蒸気管で、放射線量上昇を高感度で検出する装置を交換。過去の点検で減肉が確認された配管を耐食性の高い素材のものに替え、燃料集合体157体のうち49体も取り換えた。  1号機は今年11月で営業運転開始から50年となり、国内で最も古い。次回の定検は来年9月の予定。


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