台風10号は大雨だけでなく暴風にも厳重な警戒が必要だ。接近時に自宅でどんな備えができるだろうか。日本気象協会によると、強風時に窓ガラスが割れることがあるため、雨戸がない場合はカーテンを閉めたり、飛散防止フィルムを貼ったりするのが有効。停電に備えてスマートフォンやパソコンは充電しておき、懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておくと安心できる。

  • 【関連記事】台風10号、27日以降西日本・奄美に接近 猛烈な風に警戒

断水に備え浴槽に水を張るなどして生活用水を確保することも必要だ。ベランダなどの物干しざおや植木鉢は風で飛ばないよう、下ろしたり室内に入れたりする。側溝や雨どいが詰まると水があふれる原因となるため、あらかじめ掃除しておくことも大切という。

浸水対策で土のうを置く場合は、ブルーシートに包むと水がしみにくくなりさらに効果的だ。

気象庁は26日、「九州南部・奄美地方では一部の住宅が倒壊する恐れもある猛烈な風が吹く所もある見込み。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するなど厳重な警戒が必要だ」と呼びかけた。

【関連記事】

  • ・台風に備えを 緊急メール・防災アプリ活用術
  • ・台風接近、天気+αアプリで暴風雨・高波から身を守る
  • ・台風の相次ぐ発生、「モンスーン・ジャイア」影響か

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。