秋篠宮ご夫妻は25日、国立京都国際会館(京都市)で開かれた「第27回国際昆虫学会議」(日本学術会議など主催)の開会式に出席された。ご夫妻の長男悠仁さまも私的に参加した。

同会議は昆虫学全般に関する研究発表の場で、国内での開催は2度目。宮内庁によると、昆虫への関心が高い悠仁さまは、同会議の組織委員会から招待を受けて足を運んだ。

開会式で秋篠宮さまは「昆虫学の発展と深化に貢献することを期待いたします」と英語であいさつした。

ご夫妻と悠仁さまは式典に続き、同会議に出展予定の研究者らによるポスター形式の発表を見学。スズメバチの採取について、容器を見せながら説明した大学教授に悠仁さまは「出てきたりしないんですか」と尋ねた。海外のトンボ研究者とも英語で交流した。

同会議は30日まで開かれ、悠仁さまが参加した皇居のトンボ調査の成果も、ポスター形式で公表される予定。

国際昆虫学会議のポスター展示会場を視察し、説明を聞かれる秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま=25日午後、京都市左京区(代表撮影)

「第27回国際昆虫学会議」の開会式であいさつされる秋篠宮さま=25日午後、京都市左京区

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