25日午前8時45分ごろ、沖縄県本部町崎本部の海岸から沖合約60メートル付近で、ダイビングの資格取得のため遠泳していた東京理科大教授本田宏隆さん(62)=東京都=が途中で泳ぐのをやめ、あおむけで浮いた状態となっていることに担当のインストラクターが気付いた。海岸に戻った後に意識を失い、病院に搬送されたが、約5時間後に死亡が確認された。
溺れた可能性もあるとみて、名護海上保安署が詳しい状況を調べている。
保安署によると、本田さんは知人と2人で資格を取るために訪れ、試験の一つである300メートルの遠泳を実施中だった。知人と一緒に海岸へ戻る前の時点では、会話ができる状態だった。
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