能登半島地震で発生した災害廃棄物の仮置き場=7月、石川県珠洲市蛸島町(後藤仁撮影)
◆石川県内の災害廃棄物は約244万トンの推計
23日の会見で小池百合子都知事は「東日本大震災などで支援した経験も生かして、都内の区市町村や事務組合の協力を得て、早期の復興に協力していきたい」と語った。受け入れの方針は小池知事が先月、石川県を視察した際に表明していた。 災害廃棄物は石川県から鉄道で都内の貨物駅に輸送し、トラックでごみ処理工場に運んで焼却する計画。鉄道輸送用のコンテナは横浜、川崎の両市から借りる。処理工場の受け入れ可能量は、都と都内の各自治体で調整している。 石川県は2月、県内の災害廃棄物の量について、年間ごみ排出量の約7年分に相当する約244万トンと推計して処理計画を立てたが、解体が必要な家屋が当初の想定より増えたため、広域処理を進めている。(押川恵理子) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。