反捕鯨団体による妨害行為を想定し、海保が行った警備訓練=22日午後、和歌山県太地町

 和歌山県太地町でイルカなど小型鯨類の追い込み漁が9月から始まるのを前に田辺海上保安部などは22日、太地漁港で反捕鯨団体による妨害行為を想定した警備訓練を行った。  海上保安官23人が参加。漁を行う「太地いさな組合」の組合員ら約30人が訓練を見守った。反捕鯨団体の活動家が小型ボートで漁を妨害し、警告する海保のゴムボートに投石して逃走したと想定。海保のゴムボート2隻が小型ボートを追い詰め、海上保安官が乗り込んで活動家を取り押さえた。


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