去年12月下旬以降、週刊文春には松本人志さんから性的な被害を受けたとする女性の証言などを報じた一連の記事が掲載され、吉本興業は24日これまでの対応について公式ホームページで公表しました。

具体的には、外部の弁護士を交え、報道内容に関係するタレントを含め、若手からベテラン、それに女性タレントなど100人以上に対してヒアリングを行ったとしています。

この中では「不快な思いや精神的苦痛を受けた方がおられたのであれば申し訳ない」といった意見や、「たとえ私生活であっても、所属タレントとしての立ち振る舞いや社会人としての自覚を大切にすることを再認識した」などといった意見が聞かれたとしています。

こうしたことを受けて吉本興業は「早急に、全社員・全所属タレントに対して、時代に寄り添う意識の醸成・徹底を図る必要性を痛感している」としています。

また、すでにタレント向けの研修などを実施したとしたうえで、今後も実効性のある教育・研修を実施し、時代や、価値観の多様化に沿った事業・芸能活動に努める考えを示しています。

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