警察によりますと今月15日、埼玉県鶴ヶ島市新町の美容室の店内から売上金などおよそ20万円が入った金庫が盗まれました。

このほかにも今月15日から18日の3日間に、上尾市、熊谷市、川越市などの美容室で店内の金庫から売上金などの現金が盗まれる被害が6件相次いだほか、ふじみ野市や、所沢市などの美容室でも扉や窓ガラスが壊されるなどの被害が3件確認されました。

合わせて7つの市の10軒の美容室で被害額は合わせておよそ110万円にのぼるということです。

警察によりますと防犯カメラの映像などから被害の多くが営業が終わった深夜の時間帯に発生しているということです。

警察は被害のあった美容院が県北部と西部に集中していることから同一犯の可能性もあるとみて連続窃盗事件として捜査を進めています。

被害の美容室を経営する社長「早く犯人が捕まってほしいです」

埼玉県熊谷市中央にある美容室では、今月17日の午前8時半ごろ、工具のようなものを使って店舗入り口のガラスの扉が壊されて鍵をこじあけられ、売上金など現金およそ20万円が金庫ごと盗まれているのを出勤してきた従業員が見つけました。

この美容室では、店の入り口のドアを含めたガラス部分に防犯フィルムを張ったり、防犯カメラをつけるなどの対策をとっていたほか、金庫はビスで床に固定していたということですが、金庫ごと持ち去られたということです。

また、この店舗を含めて上尾市や鶴ヶ島市などの系列の店舗、合わせて7件の被害があったということです。

美容室を経営する大久保瑠伊社長は、「連続で被害にあい、怒りよりも驚いています。従業員やお客さんも安心すると思うので、早く犯人が捕まってほしいです。今後はより防犯対策を強化したいと思います」と話していました。

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