大阪地裁

 大阪府池田市のダイハツ工業本社に障害者雇用で勤めていた元嘱託社員(30)が、うつ病などの精神疾患があるのに同社が配慮を怠り、上司からのパワハラに対応せず雇用継続しなかったとして、雇い止めの撤回などを求める労働審判を大阪地裁に申し立てたことが19日、分かった。2日付。

 同社は申し立てについて「裁判所からの書類が届いていない」としてコメントしなかった。これまでの取材に、パワハラを否定し「雇用契約終了は、勤務態度や職務遂行能力を踏まえ総合的に判断した」としていた。

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