【ホノルル共同】広島市の平和記念公園と米パールハーバー国立記念公園の姉妹公園協定に基づき、広島市がハワイに派遣した広島の若者と被爆者が18日、パールハーバーを訪れた。広島市で被爆した八幡照子さん(87)が体験を英語で証言し「私たちはみな同じ地球上で同じ時代を生きる仲間だ」と語り、平和を築く大切さを訴えた。
公園内の会場は約150席が満席近くまで埋まり、観光客らが熱心に聞き入っていた。八幡さんは冒頭で「真珠湾攻撃で犠牲になった皆さまに心からの哀悼の意を表します」とあいさつ。被爆後、やけどで皮膚が垂れ下がった人々を、手ぶりを交えて「幽霊のようだった」と説明した。
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