池田町では去年7月、町の職員と元職員の女性2人が、岡崎和夫町長(76)からセクハラを受けたと訴え、弁護士3人を委員とする第三者委員会が調査を進めていました。

その調査報告書がまとまり、幅隆彦委員長が24日に牛嶋勝一副町長に提出しました。

それによりますと、アンケートや聞き取り調査などの結果、職員と元職員の女性15人に対するセクハラがあったと認定しました。

特に深刻な被害として、1人の女性に対し、服の上から腕や太ももなどを触るといった行為があり、去年5月に被害者と示談していたということです。

ほかの女性にもキスをしようとしたり、尻や胸を触ったりする行為があったとしています。

一方、岡崎町長は、第三者委員会の聞き取りに対し、告発した女性1人に激励の意味で握手をしたり、肩をたたいたりしたかもしれないが、ほかの女性へのセクハラや、示談したことは否定したということです。

報告書では、町長のセクハラに対する認識に問題があり、反省や改善の態度が見られないとして、「町長は辞職相当である」としています。

町長は、25日に記者会見することにしています。

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