16日午前8時すぎ、静岡市の赤石岳の、標高およそ2800メートルの場所にある休憩所近くの崖の下で「男性が頭から血を流して倒れている」と、別の登山者を案内していたツアーガイドから警察に通報がありました。

警察によりますと男性は60代とみられ、17日ヘリで救助されましたが、意識不明の重体だということです。

さらに、17日午前6時すぎには男性の救助活動中に同じ休憩所の西側の崖の下で、別の男性が倒れているのが見つかりました。

警察によりますと男性は50代とみられ、頭にすり傷があり、意識不明の重体だということです。

警察はそれぞれ1人で登山をしていて滑落したとみて当時の状況を調べるとともに、▽登山の前には装備品を点検し、▽無理のない登山計画を立てるよう呼びかけています。

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