暗号資産(仮想通貨)の購入を70代女性に持ちかけ、現金4千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた柔道元五輪代表の丸山顕志被告(58)は24日、千葉地裁(野々山優子裁判官)の初公判で、起訴内容を「間違っている」と否認した。  起訴状によると、仮想通貨「OneCoin(ワンコイン)」の取得・保有ができるアカウントの共同購入を知人女性に持ちかけて「これが4千万円で購入できるなんて信じられない」「資金がショートして500万円しか出せない」などとうそを言い、現金を詐取したとしている。  被告は1992年バルセロナ五輪の柔道男子65キロ級に出場。7位の成績を残した。


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