【ロンドン共同】スウェーデン保健当局は15日、ウイルス感染症エムポックス(サル痘)のより重篤な症状を引き起こす種類「クレード1」の感染を国内で確認したと明らかにした。アフリカ外でクレード1の感染が確認されたのは初めて。アフリカの流行地域に滞在中に感染したという。
クレード1は2022年に欧米や日本を含む世界各地で流行した「クレード2」とは異なるタイプで、致死率がより高いとされる。
世界保健機関(WHO)は14日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)を中心にエムボックスが拡大していることを受け「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
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