台風5号の被害を発表する岩手県防災課職員(13日、県庁)

岩手県は13日、台風5号により宮古市で水田や野菜畑が冠水するなどの被害があったと発表した。岩泉町での生乳廃棄や豚の死も確認した。林道の路肩崩壊、漁港への砕石流出など1次産業関連の被害額は「調査中」(防災課)という。同日午後3時時点の状況をまとめた。

岩泉町の291戸で断水が続く。住居は床上浸水が4棟、床下浸水が10棟。釜石市の非住居(作業小屋)1棟が土砂崩れで倒壊した。人的被害はないとしている。台風との関連は不明ながら宮古市で高齢男性1人の安否が分かっていない。

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