13日午前8時半ごろ、横手市十文字町で自宅近くの畑で作業をしていた85歳の男性が体長およそ1メートルのクマに襲われました。
警察によりますと、男性は、腹のあたりから出血し、顔や腕にもけがをしていて、クマに襲われたあと自宅に戻って家族に助けを求めたということです。
男性は病院で手当てを受けていますが、警察によりますと、意識はあり会話もできるということです。
現場は県道が近くを通る田んぼや畑が広がる地域で、男性を襲ったクマの行方は分からず、警察が周辺をパトロールするとともに住民に注意を呼びかけています。
秋田県でことし、クマに襲われてけがをした人は、今回を含めて10人になりました。
秋田県は、県内全域に「ツキノワグマ出没警報」を出していて、クマとの鉢合わせを避けるため鈴やラジオで音を出し人の存在をアピールすることや、山では単独行動を避け、ごみは持ち帰ることなどを呼びかけています。
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