ことし1月、女性2人が大阪のホテルで性被害を受けたとして伊東選手とトレーナーの男性を刑事告訴しました。

一方、伊東選手側は事実無根だとして虚偽告訴の疑いで女性2人を告訴していました。

これについて大阪地方検察庁は9日、双方4人を嫌疑不十分でいずれも不起訴にしました。

大阪地検は、「必要かつ十分な捜査をしたが起訴するに足りる証拠を収集できなかった」としています。

伊東純也選手「不起訴の判断にほっとしている」

伊東純也選手は弁護士を通して「一貫して絶対に罪を犯していないと言ってきましたので、不起訴の判断にほっとしています」とコメントしています。

女性側の弁護士「極めて不当な不起訴処分」

女性側の弁護士は、NHKの取材に対し「検察は女性たちに1度も事情を聞いておらず、極めて不当な不起訴処分だ」とコメントしたうえで、検察審査会への申し立てを行う方針を示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。